国際会議 2013 IEEE 2nd Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2013) にて巳波研究室から1件の発表を行った.
“Control Algorithm for Multi-Car Elevators with High Transportation Flexibility,” Takeshi Fujimura, Shohei Ueno, Hiroshi Tsuji, Hiroyoshi Miwa
国際会議 2013 IEEE 2nd Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2013) にて巳波研究室から1件の発表を行った.
“Control Algorithm for Multi-Car Elevators with High Transportation Flexibility,” Takeshi Fujimura, Shohei Ueno, Hiroshi Tsuji, Hiroyoshi Miwa
理工学部情報科学科の巳波研究室で結成したチームが,1月21日,株式会社リコー(協賛:日本オラクル)が主催する学生プ ログラミングコンテスト「RICOH & Java Developer Challenge Plus 2013」(東京・日本科学未来館)最終選考会で,グランプリを受賞しました.
巳波研究室チームの辻広志さん(院2),西田幸平さん(院2),松井知美さん(4年生),山村太樹さん(4年生),松尾瞭汰さん(4年生),棟近高大さん (4年生)が開発したのは,「ここっぴmaker」という低年齢層の子どもに対するプログラミング教育を支援するシステムです.「みぎにうごく」「すこし まつ」「ひだりにまわす」など命令が印刷されたピース(紙)を切り,自分の描いた絵と組み合わせてプログラムを作成.複合機のスキャナーで読み取ると,複 合機がプログラムを解析し,手描きの絵が動くアニメーションがプロジェクターで投影できるというシステムです.
審査では技術評価,独創性,実用性,デモンストレーション,プレゼン能力などが総合的に評価されます.巳波研究室チームのシステムは技術面に加えて,マーケティング視点や社会的意義など総合的なバランスが高く評価されました.
巳波研究室メンバーは「昨年は同大会で準グランプリを受賞し,今回は優勝を目指していました.他大学の強豪チームを抑えて,グランプリを受賞できて本当にうれしいです」と話しました.
左から松井さん,山村さん,松尾さん,西田さん,辻さん,棟近さん
2014年3月6日~2014年3月7日にかけて宮崎シーガイアにて開催された,電子情報通信学会情報ネットワーク研究会とネットワークシステム研究会の共催による研究会において,藤原(博士研究員),木村(M2),辻(M2),西田(M2),高山(M1),前田(M1),松井(B4),山村(B4),棟近(B4)らが講演しました.
・藤原 “すれちがい通信を利用した避難誘導を受けない避難者の割合が避難時間に与える影響”
・木村 “大震災時の道路網トポロジに適したVirtual Segment方式におけるベースノード配置法”
・辻 “無人飛行(UAV)を利用したMANETにおけるUAV飛行計画決定法”
・西田 “故障時の通信経路増加を抑制する高信頼リンク決定問題に対する近似アルゴリズム”
・高山 “劣通信環境における状況把握の遅延時間が避難誘導に与える影響”
・前田 “故障時においてもサーバへの可到達性を保障し距離増大を抑制するサーバ配置法”
・松井 “複数ノード破壊によるネットワーク分断に耐性のあるネットワーク設計のための保護ノード決定法”
・山村 “災害時における蓄積搬送型エネルギー流通方式と中継経路制御法”
・棟近 “リンクメトリック変更によるサーバへのアクセストラフィック制御”
日本経済新聞2012年10月16日にて,巳波研究室で開発中の避難誘導アプリが紹介されました.
東日本大震災からちょうど一年後の2012年3月11日に国立・都営 東京臨海広域防災公園で開催された
「ITS Japan 人と物の移動に役立つITS防災アプリアワードにおいて,本研究室の巳波弘佳教授と藤原
明広博士研究員が提案した「すれちがい通信を利用したリアルタイム災害避難ナビ」が企画賞を受賞しました.
我々は,広域の携帯電話通信網が断たれてしまうような大規模災害時においても,携帯端末のBluetooth通信
を利用して最適な避難経路を自動的に発見して速やかな避難を誘導するアプリケーションと,災害時における
被災地内の早期情報収集システムを提案した.携帯端末で収集した被災地情報を避難場所で集約することで,
安否確認や救助計画等に再利用することなど,もしこのシステムが導入された場合の効果は非常に大きいと
評価して頂きました(企画提案の詳細はこちらを参照).
巳波研究室では、将来起こりうる災害に備え、被害を最小に止めるための様々な技術の研究開発を進めています.
今後は,企画賞を頂いた提案をスマートフォン上で動作するアプリケーションとして実装し,その実証実験を
行っていく予定です.
ITS Japanの受賞内容の紹介記事: https://www.its-jp.org/app-contest2012/result/
日経BP(復興ニッポン)の紹介記事: https://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120312/385824/?ST=rebuild
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